フォート アンシェント                   

フォート アンシェント文化は紀元約950年にオハイオ・リバーとその支流に沿って始まり早期の歴史時代まで続きました。はじめ、このフォート アンシェントは南西のミシシッピアン文化後期から引き続き興った文化だといわれていましたが 今日ではミシシッピアン文化と同じ時代に始まり、この2つの文化は後期ウッドランド・コンプレックスから それぞれ発展していったものと考えられています。フォートアンシェント文化の記録されている遺跡としてBlaine, Madisonville, Morrison, Graham, Voss, McCune, Gabriel, Erp, Incinerator, Sloane, Turpin Farm, Haffner-Kuntz and Riker サイトがあげられます。

フォート アンシェントは陶器の形以外に 三角形の小さな矢じりとユニークな5角形のフリントナイフ、貝で出来ている鍬、“Weeping eye”と呼ばれるのど当て、その他の装飾品、ボウル型またはひじ型等のストーンパイプ、円形状の石等でも識別されることが出来ます。動物の骨で出来ている道具は 鹿やヘラジカの角で出来た鍬、突き錐、穴を開けるための道具、魚釣りのための鈎針などです。9世紀と10世紀の間ではフォート アンシェントの人々は生活の基本として農業に従事していましたが、動植物群の跡から狩猟や 採集もまたこの文化にとって大切な役割を果たしてた事がわかりました。そして彼らは環境資源に対して柔軟な姿勢を残していきました。

フォート アンシェントの人口は過密の状態にありましたが、かれらの政治中央集権はこれといって特有なものではなく、この人口過密はエリート層や経済を形成するまでにはいたりませんでした。この文化はデラウェアー、マイアミ、シャウニーなどの近代のグループがその地域で認識される歴史時代の近くまで続きましたが、これら新たなグループやヨーロッパからの人々の移入や伴に持ち込まれた病気などによって フォートアンシェント社会は変化しフォートアンシェントとしての特徴を失っていきました。

http://www.shakerwssg.org/fort_ancient_hopewell_native_ame.htm                                                                          English

References:

Griffin, James B. Fort Ancient Aspect, its cultural and chronological posiion in Mississippi Valley archaeology. Ann Arbor 1943 (reissued, 1966, as University of Michigan Museum of Anthroplogy Anthropological Paper 28)

Muller, Jon Archaeology of the Lower Ohio River Valley. Orlando: Academic Press, Inc. 1986

Potter, Martha M. Ohio's Prehistoric People. Columbus: The Ohio Historical Society. 1968

Prufer, Olaf H. and Orrin C. Shane,III Blaine Village and the Fort Ancient Tradition in Ohio Kent: The Kent State University Press. 1970